今回は任天堂が初めて出したハードであるテレビゲーム15を紹介します!!
発売の背景
正式名称をカラーテレビゲーム15といい元々は電卓メーカーであるシステックと三菱電機が共同開発していたものであり、開発途中にシステックが倒産してしまったため前から交流のあった任天堂と開発をすることになった。そのため中のチップを見ると三菱のマークが入っている。
そして任天堂の販売策略により全く同じ性能の個体であるのにマイナーチェンジ版として6種類のゲームしかできないものを赤字販売した。(1万円弱で販売)
この当時他社でもゲーム機を作るのに最低でも15000円はかかってしまい、販売価格は平均2万円ほどでした。
本体を見ていこう!
届いたとき箱付きで驚きました。
本体の側もとてもキレイでかなり状態がいいです。
この当時ICチップ等の制御ができなかったため、右にあるスライダーで物理的に電子回路を切り替えてゲームを選択していました。
この付属品はアンテナスイッチボックスです。
本体からRF端子が出ているのですが当時のテレビはそのコネクタを搭載している個体が少なかったためこのボックスを使い300Ωにして出力していました。
保証も入っていました。
保証期間は1979年の6月までですねw
ACアダプタも入っていました。
互換はDC12v.350mAです。
または背面に電池ボックスがあるので単2 ×6本でも使えるようです。
分解してゆく!
基盤がすごいwww
パターンではなく、はんだをわざと多めに流し、隣のコネクタに無理やりつなげている箇所が何箇所もありましたww
修理する!
今家にRFを出力できる設備がないので整ってから修理/動作確認を行いたいと思います。