今回ヤフオクにて1円で分解歴ありのサビだらけSFCを購入しました。
出品者も中古で購入したらしく修理を試みたが通電すらしなかったということらしいです。
ということで届きました!
側は日焼けはそこまでひどいというわけではないですね。
これ…見えるかなぁ………
通電しないということでまずDCのコネクタを見てみたのですが、これはひどいww
完全にサビきってますね。。
もしかしたら側は洗浄や漂白等したのかもしれませんねw
必要なもの
・特殊ドライバー
SFCの側のネジは特殊ネジ[ラインヘッドドライバーの3.8mm]というものが対応します。
他のレトロゲーやスマホなどを分解するという人は強くおすすめするドライバーセットがあります!
似た商品は多くあるのですがヘッドの種類が一番多く、外部アタッチメントも豊富なドライバーセットです!
・2-26等のサビ落とし
今回は必須ですね…
・接点復活スプレー
これに助けられることもある笑
コネクタの洗浄時にあると便利だし普通の洗浄より効果がある。
・状況によっては半田
今回は使いませんがチップの半田がクラックしていたりした場合は必要になります。その際フラックスというものも必要になります(特にチップの再半田の場合ないとキツイ…)
分解してゆく!
先程模紹介したのですがラインヘッドドライバーの3.8mm というものを使います。
よく六角のー…と書いてあることもあるのですが通常の六角とは少し形状が違うので注意してください。
さっそく分解…と思ったのですがネジが錆びきっていて回しにくいです…
ネジ穴が潰れてしまった場合色々と対処法があるのですが、今回のように穴の奥にある場合どの対処法も難しくなってくるのでなるべく穴が崩れないよう押し付けながらゆっくりと開けていきます。
ということで取り終わりました。
ホコリもサビもすごいですね…
では掃除していきます…
先程の側のネジはサビ取り液に浸しておきます。
すごいシュワシュワ言ってますねw
基盤が心配だったのですがパット見無事みたいですね…
次に基板上の半田クラックを探していきます。
今回はテスターを使わず目視で確認しましたがパット見、見当たりませんでした。
半田クラックが起きやすい場所は外力が加わりやすいコネクタ周辺等ですが、FSCのような何年も経過しているものはコネクタ部分以外も確認しましょう。
諸々錆取り、清掃しましたが動く気配がありません…
モニターに映像は行っているのですが(信号がありませんという表示が消えるので)、ソフトが起動しません。
たぶん原因はDCコネクタの不良だと思われます。
完全にさびきっていたので表のサビは取りましたが内側が取れてなく、ソフトが起動する分までの電力が補えていないのだと思われます。
ソフトのコネクタも相当錆びていましたがしっかり取れているので、やはり電源周りだと思います……
最後に
今回は修理失敗となってしまいました…
ニコイチ等すれば直るには直りますが、そこまでするなら状態のいいものを購入したほうが早いでしょう。
なので今回は失敗という形で終らせていただきます。